JA組合員ならJAバンクの教育ローン

民間金融機関の教育ローンを利用する場合は、JA(農協)の教育ローンという選択肢もあります。JA(農協)の組合員の方であれば、JAバンクの教育ローンを利用することをオススメします。融資を受ける資格は、申し込み時に満20歳以上で、完済時は満71歳未満であること。前年度の年収が150万円以上であること。勤続年数が1年以上でJA地区内に1年以上移住していること等です。JAの教育ローンは最大500万円までの融資を受けることが可能です。融資金は高校、大学、専門学校などの、入学金、授業料、下宿代など教育費の様々な事に利用できます。融資期間は6ヶ月単位で7年以内となっており、据え置き期間を含めると最長14年以内です。在学中は元金の返済を据え置くことができます。

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金利は、各地域のJAバンクにより変わりますので、店頭にて確認してください。金利は変動型金利か固定型金利かを選択することが出来ます。返済期間が短ければ変動型にすると良いのは他の教育ローンと同じです。融資には保証人は必要ありません。担保も必要ありませんが、JAバンクが指定する保証期間の保証を受けることが必要となります。JAバンクでは、9月から翌年3月くらいの間の受験・入学シーズンに、教育ローンのキャンペーンを行っています。キャンペーン期間中であれば金利が安く融資を受けることができますので、申し込むのであればこの時期を狙った方が良いでしょうまた、子供の人数により金利の優遇が受けられる場合もあります。

教育ローン どんな人が利用しているの?

見事大学に合格した我が子。しかし、進学費用が家計ではまかなうことができず、教育ローンを利用。。。ある程度予想できたにもかかわらず、あらかじめ教育費を準備できなかった私達夫婦って、親としてどうなの・・・?現実にはどういった方が教育ローンを利用しているのかを調べたデータがありますので、少し御紹介してみたいと思います。国民生活金融公庫が調べたデータなので、いわゆる「国の教育ローン」を利用している方のデータです。もっとも利用している方の多い教育ローンが、国の教育ローンと思われますので、教育ローン利用者の現状を把握するには確かなデータだといえます。この調査結果で得られたデータをみると、最も一般的な教育ローン利用者は以下のようになります。・子どもが2人で両親を含めた4人家族。

・一家の大黒柱であり、収入額の一番多い父親が50歳。・母親のパート代も含めて、世帯の年収は約650万円。・教育ローンは子どもが大学に進学するため利用。いかがでしょうか?このお父さんの歳から考えて極めて平均的な年収、極めて一般的な家族構成、極々普通の10000件以上のご家庭で利用されているのです。また、教育ローンを利用しても、教育費は家計で充分まかないきれているかといえば、そうではないようです。家族旅行を控えてみたり、外食や衣類の購入を極力やめるようにして何とか教育費を捻出している家庭が6割以上もあるのです。お子さん自身にもアルバイトをしてもらって、教育費をまかなっている家庭も半数近くにのぼります。教育費を捻出するということは、どこの家庭でもとても負担が大きいもので、教育ローンを利用したりすることで切り抜けているのが、今の日本の一般的な姿のようです。

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