りそな銀行の教育ローン

教育ローンを選ぶには、なるべく金利が低い公的ローンを選べればよいのですが、利用条件に合わなければ利用することができません。民間の金融機関の教育ローンは、たいてい無担保で連帯保証人が必要ありません。大手銀行の1つ、りそな銀行の教育ローンは無担保で変動型金利です。融資を受けられる方の条件は以下の通りです。・借入時に満20歳以上満66歳以下で、完済時に満75歳未満の方・前年の税込み年収が200万円以上の方・勤続年数、または営業年数が1年以上の方融資金は幼稚園以上の教育費に使うことができます。融資金額は1万円単位で、10万円から最大300万円以内です。

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子供の在学中の元金返済の据え置きができます。返済方法は、毎月の元利金等返済とボーナス併用返済とができます。連帯保証人は必要ありませんが、りそな銀行所定の保証会社の保証を受けることになります。また、団体信用生命保険の加入が必要です。団体信用生命保険の加入料はりそな銀行が負担します。金利は年5.375%です。(平成19年12月現在)他の大手銀行と比べると、少し金利が高めです。また、りそなグループの1つ、埼玉りそな銀行では、平成19年11月1日から平成20年4月30日までの間、教育ローンの金利優遇キャンペーンを行っています。この期間に借り入れの申し込みをすると、金利が年2.875%と、通常金利の1.5%の優遇を受けることができます。お申し込みはインターネットでもできます。このようなキャンペーンを是非利用すると良いでしょう。

教育ローン どんな人が利用しているの?

見事大学に合格した我が子。しかし、進学費用が家計ではまかなうことができず、教育ローンを利用。。。ある程度予想できたにもかかわらず、あらかじめ教育費を準備できなかった私達夫婦って、親としてどうなの・・・?現実にはどういった方が教育ローンを利用しているのかを調べたデータがありますので、少し御紹介してみたいと思います。国民生活金融公庫が調べたデータなので、いわゆる「国の教育ローン」を利用している方のデータです。もっとも利用している方の多い教育ローンが、国の教育ローンと思われますので、教育ローン利用者の現状を把握するには確かなデータだといえます。この調査結果で得られたデータをみると、最も一般的な教育ローン利用者は以下のようになります。・子どもが2人で両親を含めた4人家族。

・一家の大黒柱であり、収入額の一番多い父親が50歳。・母親のパート代も含めて、世帯の年収は約650万円。・教育ローンは子どもが大学に進学するため利用。いかがでしょうか?このお父さんの歳から考えて極めて平均的な年収、極めて一般的な家族構成、極々普通の10000件以上のご家庭で利用されているのです。また、教育ローンを利用しても、教育費は家計で充分まかないきれているかといえば、そうではないようです。家族旅行を控えてみたり、外食や衣類の購入を極力やめるようにして何とか教育費を捻出している家庭が6割以上もあるのです。お子さん自身にもアルバイトをしてもらって、教育費をまかなっている家庭も半数近くにのぼります。教育費を捻出するということは、どこの家庭でもとても負担が大きいもので、教育ローンを利用したりすることで切り抜けているのが、今の日本の一般的な姿のようです。

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