金融機関の教育ローン【損保ジャパン】

教育ローンを検討する時、まず最初に国の教育ローンや、各民間金融機関を比較していくことになりますが、損害保険会社である損保ジャパンも教育ローンを取り扱っています。損保ジャパンの教育ローンは「NET教育ローン」といいます。来店は不要で、インターネットで申込みが可能で約12時間くらいで審査の結果が出ます。融資資格は借り入れ時に満20歳以上であり、完済時に満60歳以下であること、また原則として勤続年数が3年以上の正社員であることです。また、それぞれに年収の条件がつけられています。E50では、前年の税込み年収が300万円以上、E100では400万円以上、E300では700万円以上であることが条件となっています。自営業、会社代表者、契約社員派遣社員、パート・アルバイトの方は申し込むことができません。

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融資金が使える学校は、小学校から大学・大学院、専門学校などほとんどの学校が対象となります。また海外留学の資金としても利用できる他、子供の教育資金としてではなく、自分のスキルアップの為の資金としても使えます。融資金額は、E50は1万円単位で50万円から300万円、E100は100万円から300万円、E300は300万円から500万円と設定されています。融資期間は1年単位で1年から最長5年で、返済方法は元利金等返済となります。金利は固定型金利で、E50は年4.2%、E100は年3.9%、E300は年3.6%です。保証料は込みになっています。損保ジャパンの教育ローンには、担保が必要ありません。連帯保証人は原則不要とされていますが、保証会社の審査結果により連帯保証人が必要になる場合もあります。

教育ローン どんな人が利用しているの?

見事大学に合格した我が子。しかし、進学費用が家計ではまかなうことができず、教育ローンを利用。。。ある程度予想できたにもかかわらず、あらかじめ教育費を準備できなかった私達夫婦って、親としてどうなの・・・?現実にはどういった方が教育ローンを利用しているのかを調べたデータがありますので、少し御紹介してみたいと思います。国民生活金融公庫が調べたデータなので、いわゆる「国の教育ローン」を利用している方のデータです。もっとも利用している方の多い教育ローンが、国の教育ローンと思われますので、教育ローン利用者の現状を把握するには確かなデータだといえます。この調査結果で得られたデータをみると、最も一般的な教育ローン利用者は以下のようになります。・子どもが2人で両親を含めた4人家族。

・一家の大黒柱であり、収入額の一番多い父親が50歳。・母親のパート代も含めて、世帯の年収は約650万円。・教育ローンは子どもが大学に進学するため利用。いかがでしょうか?このお父さんの歳から考えて極めて平均的な年収、極めて一般的な家族構成、極々普通の10000件以上のご家庭で利用されているのです。また、教育ローンを利用しても、教育費は家計で充分まかないきれているかといえば、そうではないようです。家族旅行を控えてみたり、外食や衣類の購入を極力やめるようにして何とか教育費を捻出している家庭が6割以上もあるのです。お子さん自身にもアルバイトをしてもらって、教育費をまかなっている家庭も半数近くにのぼります。教育費を捻出するということは、どこの家庭でもとても負担が大きいもので、教育ローンを利用したりすることで切り抜けているのが、今の日本の一般的な姿のようです。

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