三井住友銀行の教育ローン

教育ローンは各金融機関において必ず扱っています。日本の三大メガバンクの1つである三井住友銀行の教育ローンは有担保型であることが特徴として挙げられます。三井住友銀行の無担保型の教育ローンは、資金額は、1万円単位で10万円から最大300万円までとなります。融資期間は1ヶ月単位、6ヶ月から14年とされています。また、有担保型の融資金額は10万円単位で50万円から3,000万円です。期間は1ヶ月単位で1年から30年になります。当然のことながら担保を入れる有担保型は金額も期間も大きくなります。金利はどちらも変更型金利の融資になります。有担保型が3.375%、無担保型が、4.875%です(2007年12月15日現在)

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変更型金利ですと、返済している間に金利が高くなってしまうリスクがありますが、返済期間を短く済むように計画することでリスクを減らすことができるでしょう。返済方法は、どちらも元利金等返済となります。子供の在学中に金利返済のみ行い、卒業した後に元金返済を行う据え置きもできます。親子リレー返済もできる為、親の老後の蓄えを心配しなくて済みますね。ただし、変更型金利となっているので、あまり据え置きを長くすると金利が高くなってしまうリスクがあることを忘れてはいけません。連帯保証人は不要ですが、三井住友銀行指定の団体信用生命保険への加入が必要となります。その保険料は三井住友銀行が負担します。また、三井住友銀行では住宅ローンを利用していて、住宅ローンの返済期間が1年以上ある方には教育ローンの金利を優遇する特典をつけています。これは「ライフイベントローン」という商品で、融資されたお金の使い道は自由です。金利は変動型金利で、年3.375%と低金利です。各大手銀行は、このような特典を付加することでローン利用者の囲い込みをしているようです。

教育ローン どんな人が利用しているの?

見事大学に合格した我が子。しかし、進学費用が家計ではまかなうことができず、教育ローンを利用。。。ある程度予想できたにもかかわらず、あらかじめ教育費を準備できなかった私達夫婦って、親としてどうなの・・・?現実にはどういった方が教育ローンを利用しているのかを調べたデータがありますので、少し御紹介してみたいと思います。国民生活金融公庫が調べたデータなので、いわゆる「国の教育ローン」を利用している方のデータです。もっとも利用している方の多い教育ローンが、国の教育ローンと思われますので、教育ローン利用者の現状を把握するには確かなデータだといえます。この調査結果で得られたデータをみると、最も一般的な教育ローン利用者は以下のようになります。・子どもが2人で両親を含めた4人家族。

・一家の大黒柱であり、収入額の一番多い父親が50歳。・母親のパート代も含めて、世帯の年収は約650万円。・教育ローンは子どもが大学に進学するため利用。いかがでしょうか?このお父さんの歳から考えて極めて平均的な年収、極めて一般的な家族構成、極々普通の10000件以上のご家庭で利用されているのです。また、教育ローンを利用しても、教育費は家計で充分まかないきれているかといえば、そうではないようです。家族旅行を控えてみたり、外食や衣類の購入を極力やめるようにして何とか教育費を捻出している家庭が6割以上もあるのです。お子さん自身にもアルバイトをしてもらって、教育費をまかなっている家庭も半数近くにのぼります。教育費を捻出するということは、どこの家庭でもとても負担が大きいもので、教育ローンを利用したりすることで切り抜けているのが、今の日本の一般的な姿のようです。

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